【会員限定】「住まいづくり・まちづくりと防火対策（国土交通省）」

更新日：2018/4/15

◆【会員限定】5月18日（金）合同勉強会を開催します。

我が国における建物火災による死者数は毎年１千人を超え、そのうち住宅での死者数は全体の９割を占めていいます。特に、高齢化の進展に伴い、死者数に占める高齢者の割合は年々増加しており、住まいの防火対策は、依然として喫緊の大きな課題でもあります。
また、平成28年12月に新潟県糸魚川市で発生し、延べ約30,000㎡に及ぶ建物が焼損した大規模火災は記憶に新しく、昭和51年の酒田大火以降は、阪神淡路大震災を除けば経験しなかった大規模市街地火災であり、その脅威が再認識されました。
一方、既存建築ストックの有効活用や市街地の安全確保に向けて、防火関係規制の合理化等を内容とする建築基準法の改正案が今国会に提出されている状況です。
今回の勉強会では、住宅産業研修財団主催のもとこうした話題を踏まえながら、身近な脅威である住宅火災とその対策について理解を深めるとともに、火災に強い住まいづくり・まちづくりのために何ができるのかについて皆様と一緒に考えて参ります。

日時：平成30年5月18日（金）13:30～17:00
場所：東京都千代田区六番町15 主婦会館プラザエフ8F
企画：国土交通省

１３：３０～１３：３５
「司会挨拶」
国土交通省国土政策局地方振興課長　安藤恒次氏

１３：３５～１４：２０
「糸魚川市大規模火災における建築被害について」
国土技術政策総合研究所都市研究部都市防災研究室長　竹谷修一氏

１４：２０～１５：０５
「建築基準法の一部を改正する法律案の概要について」
国土交通省国土政策局地方振興課長　安藤恒次氏

～～休憩～～

１５：２０～１６：０５
「木造住宅の防火仕様の変遷と動向について」
桜設計集団一級建築士事務所代表　安井　昇氏

１６：０５～１６：５０
「住宅防火対策のポイント」
東京大学・東京理科大学名誉教授　菅原進一氏

１６：５０～１７：００
「質疑応答」
出欠のご連絡は５月１１日（金）までにKSSK事務局までお問合せフォームよりご連絡くださいますようお願い致します。なお、KSSK会員は参加費無料です